【パチスロ】メーカーはなんで荒い台ばっかり作るの?

【パチスロ】メーカーはなんで荒い台ばっかり作るの?

チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロに纏わる素朴な疑問に対して無理やり解答をひねり出していくこちら
のコラム、今回のお題は「どうせ怒られること目に見えてんのに、メーカーはなんで荒い
台ばっかり作るの?」です。

おー、これは色々答えがありそう。

大前提としてメーカーさんがやってるのは慈善事業でもなんでも無く「商売」なわけで、
そっちの観点でいうとまずは「売れる機種」を作るというのが第一です。

んで「売れる機種」というのが一体なにかというと、パチンコ業界においては「荒い機
種」がそれにあたります。

だから超シンプルな回答としてはそのまんま「荒いほうが売れるから作る」ということに
なりますな。

正直個々の商売に関して言うとこれ以上の答えはなく、しかも悪くもなんともねぇわけで
す。商売としては「売れる」のが圧倒的な大正義ですからね。どんどん荒いのを作れば良
い。

間違いないっすな。

ただ! パチンコやパチスロの場合、「荒さ」というのがそのままお上の逆鱗にふれる場
合があり、あんまりやりすぎると4号機の検定取り消し騒ぎみたいな例も全然あるわけで
す。

つまり、荒くなけりゃ売れないんだけど、荒くしすぎると怒られ、業界全体の首が締まると
いうね。そもそもの立脚点がチキンレースなんすよ。

パチンコが与えられた本質的命令

マンガの話で恐縮ですが、これに関してはかの名著『寄生獣』にある田村良子のセリフが
まんま当てはまります。

「地球上の生物はすべてが何かしらの『命令』を受けているのだと思う…わたしが人間の
脳を奪ったとき、1つの命令が来たぞ」

「“この種を食い殺せ”だ」

はいこれですね。これは天敵や非捕食者にそれぞれ与えられた「役割」や「本能」につい
て言語化したものすごい名台詞なんですけど、これパチンコにも言えます(マジかよ)。

パチンコが与えられた本質的命令というのは「“玉いっぱい出せ”」であり、パチスロに
は同様に「“メダルいっぱい出せ”」というのが来てます。

どっから来てんかというとよく分かんねえっすけど、多分「“神”」じゃねぇかなと思います。ちなみにダブルクオー
テーション10年ぶりくらいに使いました。

何が言いたいかっつうと、パチンコというのはギャンブルである以上、射幸性を高める運
命を背負って誕生してるんですが当然それは野放図にはいかず、どっかで叩かれてルール
が厳しくなっていくという悲劇も決定づけられてるんですね。

そう考えるとパチンコやパチスロというのはなんとも儚く悲しいものであり、一見最強に
見えるけど本質的には最弱なんです。

でもそんな最弱の存在であるパチスロでも、初代北斗の拳なんか60万台以上も売れ、おそらく
2000億円以上の金が台の売買だけで動いてるわけで、この辺もやっぱ『寄生獣』の名台詞
である「彼はわたしが実験により創り上げたか弱い『仲間』の一人ではあるが....無敵
だ」という言葉に重なりますね。

「最強だが無敵…その言い方はなんだか矛盾してるぞ!」

「本当だな。…フフ、フフハハハ」

(…! 笑っただと!?)

はい世のなかの大切なことはたいてい「寄生獣」読めばわかりますし、パチスロと射幸性
の関係性なんかモロです。

なので今回のテーマである「どうせ怒られること目に見えてんのに、メーカーはなんで荒い台ばっかり作るの?」ですが、それに対応する答えはこうです。

「地球から“玉いっぱい出せ”って言われてるから」

はい以上!

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